n_housingのブログ

京都府宇治市を拠点にリフォーム業を営んでおります、西之原ハウジングのブログです。

【失敗しない】玄関ドアリフォームの選び方 2022年Ver

玄関は大切なお家の『顔』です。

『外壁塗装したが玄関だけ以前のままでなんか残念…』
『玄関に網戸をつけたい!』
『玄関ドアの結露をなんとかしたい!』

などなど、、リフォームと言えばキッチン、トイレ、浴室などの水回り
ばかりに目が行きがちですが、実はこの玄関ドア(または引き戸)も、
お家の『顔』と言われるほど大切な一部です。しかも水回りのリフォーム
と違い玄関ドアのリフォームは1日どころか半日程で完工します。

今回はそんな玄関ドアのリフォームを生業にしている私が皆様の失敗しない玄関リフォームのポイントをお伝えさせて頂こうと思います。

 

自己紹介を手短に

私は関西を中心に玄関ドアプロショップと言うその名の通り
玄関ドアのリフォームに特化したお店を運営しております中村と申します。今回は玄関ドアのリフォームをご検討中の皆様に少しでも
有益な情報を共有できればと思いブログを書かせてもらいます。

一部自分たちの販売している商品の紹介もあるのですが(笑)
わかりやすく簡潔に有益な情報を共有できればと思います。

現に関西エリア外からの方からも多数ご依頼を頂きますが
如何せん零細企業の小社ではエリアにとらわれた規模間での運営しか
できないのが現状であります。工事の可否に関わらず少しでも皆様の
快適なお家作りのお力になればと思い、これからも情報発信をしていこうと考えておりますので、どうぞお手柔らかにお願いしますm(_ _)m
それでは今回のテーマである玄関リフォームのポイントを早速みていきましょう。

まずは玄関ドアの種類を確認しましょう

▶ご自宅の玄関ドアの種類を確認

玄関ドアと一言で言ってもお家によっては大きさも違えば
デザインも機能性も全く異なります。
玄関ドアには、大きく分けて枠の種類が6つあります。
長くなるのでここではざっくりとまとめております。

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片開き:一枚扉で開口幅が70~90cm程の玄関ドア
親子:文字通り親・子扉からなるドアで普段は親扉を使用
片袖:扉は一枚。採光用のガラスが片側に組み込まれた玄関
両袖:扉は一枚。採光用のガラスが左右に組み込まれた玄関
・両開き:豪邸でしか見かけないエレガンスな玄関ドア
引き戸:引違い窓のようにスライドして開閉するドア(4枚建てもある)

▶枠種類の他にも様々なバリエーションがあります

①断熱・非断熱
枠の種類を確認したら次はデザインの選定をしましょう。
こちらは大きく分けてアルミ仕様断熱仕様があります。
アルミ仕様とはざっくり言うと採光部のガラスが単層で
断熱仕様でないタイプの玄関ドアです。価格はアルミ仕様が最安です。
次に断熱仕様とは、ガラスは複層(ペアガラス)となり、
扉の断面に断熱材が入っているドアになります。こちらメーカーによって
断熱の呼称が高断熱・k2・k4やD2・D4などとあるのですが
お住まいの地域によって適したものをお選び頂けばと思います。
但し断熱性が増すにつれて製品代も高くなります。
高断熱>断熱(k2・D2)>断熱(k4・D4)>アルミ

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②様々なデザインがあります
断熱の有無を調べたら次はデザインをみていきましょう。
モダンなデザインからアンティークなデザインまで様々なバリエーションが
ありますのでお好みのものをお選び頂くと良いかと思います。
またカラーバリエーションも豊富にありますので外壁やエクステリアに
合わせて幅広くコーディネートできます。各メーカー、近年では
アルミ色に加え木目色(材質はアルミですが木目シートがはられたタイプ)
の設定もあるのでより重厚感のある上質なドアも普及してきました。

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③手動キー・電子キー
最近ではボタンを押すだけ、スマホや専用リモコンをかざすだけで
施解錠する電子錠タイプも人気です。
こちら枠に電子錠システムが組み込まれている為、
後付けが出来ませんのでご希望の際はくれぐれもご注意ください。

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④採風機能の有無
また採風機能(網戸)を備えたデザインも人気の一つです。
こちらは網戸の状態でも鍵ができるので常時安心して風を取り入れることが可能です。ペットを飼われている方なんかにも好評です。

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※下記カタログバナーより各メーカーのデザインをご覧頂けます。

LIXIL(TOSTEM) リシェント

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YKKap ドアリモ

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三協アルミ ノバリス

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現在市場に出回っているリフォーム玄関は上記の
LIXIL リシェント
・YKKap ドアリモ
・三協アルミ ノバリス        
の3社です。

見積は必ず相見積を取りましょう

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デザインが決まれば次は見積をとりましょう。
ここで「そもそも玄関リフォームってどこに頼めばいいの?」
という疑問を持つ方もいらっしゃるかと思いますが
こちらに関しては小社のようなネットショップも近年では多くなってた事に
加えて地元のリフォーム屋さん・工務店、最近では大手家電量販店なんかも
リフォームドアの販売展開されているかと思いますので、
安易に見つかるかと思います。
但しこの業者選びに関しては最低でも2社、欲を言えば3社は
相見積を取られることを強くお勧めいたします。
実は結構値段に差がある場合があります。
※比較できるよう同一製品(もしくは類似定価帯製品)で見積を取りましょう

リフォームドアはそもそも先述したメーカー
(LIXIL、YKKap、三協アルミの3社)の販売している商品を
取付業者が工事する内容になりますので見積書明細の項目は
・玄関ドアの価格
・玄関ドアの取付費
・玄関ドアの撤去処分費
・その他(もしあるとすれば搬入費や現場諸経費)
くらいかと思います。

小社調べではありますが、上記項目の大まかな相場感でいうと

【玄関リフォームの内訳相場】
・製品代 定価の50%~65%程
・取付費 60,000円~80,000円
・処分費 20,000円~30,000円
・その他(ある場合) 5,000円~20,000円

例)製品定価400,000円の商品の場合
(製品代)400,000×0.5+(取付費)65,000円+(処分費)20,000円
=285,000円(税別)
ざっくりですが、このような感じが相場ではないしょうか。

リフォームは通常の物販と異なり、工事を伴いますので
その業者の善し悪しは工事が終わるまでわかりません。
価格も大切ですが価格だけを追うのは少しリスキーかと思いますので
もう少し業者さんを選ぶポイントを深堀りしていきましょう。

▶口コミ・施工事例等の情報をみてみる

数多く玄関リフォームをこなしている業者さんの場合、
口コミや施工事例を出されているところも多いので
それらを参考にされるとより安心かと思います。

▶自社で責任施工をしてくれるかどうか

こちらに関してはリフォーム全般に言える事でもありますが
業者さんによっては窓口だけ自分で行い現場調査や工事は
全て外部の会社に任せておられるところもありますので
もし気になる場合は、事前に確認するのも良いかと思います。

▶保証・アフターサービスの有無

リフォーム玄関はメーカー保証が2年間(電子錠は1年間)の
保証があります。(雨水侵入に関しては10年間)
しかしながらこれらは製品そのものの瑕疵(塗装の剥がれ等)
に関しての保証が対象になりますので、
取り付け工事によって生じた不具合を保証するものではありません。
後のトラブルを避ける為にも、万が一に備えて保証やアフターサービスの
有無もご確認されることをおすすめします。

さらにお得にリフォームする方法

小社、「玄関ドアプロショップ」では
楽天市場でも玄関ドアリフォームの会社を運営しております。
※こちらは関西エリア限定となっております
楽天ユーザーの方はご存知の方は多いと思いますが、
楽天主催のイベントと絡めてご決済頂けると
ポイントが相当もらえちゃいます。
そうでない方もこれを機に楽天会員になればポイントが
付与されますのでお得にお買い物ができます。

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まとめ

今回はリフォーム玄関についてのポイントをまとめてみました。
案外知られていませんが、玄関ドアにも様々な種類や機能がある事が
おわかり頂けたかと思います。
少々面倒ではありますが、玄関ドアは数十万円する高額商品であり
且つ人生において何度も玄関ドアを変える事はないかと思いますので
是非とも相見積をとりしっかり比較し、
失敗しないリフォームをしましょう。